CANDY TUNEを起用したサントリー伊右衛門のWeb CM テーマは「古語」

サントリー食品インターナショナルが、ペットボトル緑茶「伊右衛門」のWeb CMを2025年9月25日(木)に公開しました。アイドルグループCANDY TUNEを起用し、代表曲「キス・ミー・パティシエ」を「古語」にアレンジ。ミュージックビデオ風に制作しています。

このCMは、「伊右衛門×CANDY TUNE『君がこころに、茶のしらべ。』篇」。伊右衛門公式Xアカウント、サントリー公式YouTubeチャンネル、サントリー公式TikTokアカウントで公開されました。

また、公開翌日にあたる9月26日(金)からは、日常で使いたくなる古語をメンバーが紹介するショート動画を配信しています。

同社では、若い世代にも「古くから親しまれてきた緑茶を日常的に楽しんでもらいたい」と考え、近年若者の間で「美しく、情緒的」と共感を集めているという古語に注目。SNSメディアでの広告展開を図りました。

CMでは、グループ名を「飴の調べ」、楽曲タイトルは「キス・ミー・パティシエ」から「接吻 菓子司(せっぷん かしつかさ)」へと変換。同時に「愛してね」が「愛し給(たま)え」に、「思わせぶり」を「空頼(そらだの)め」とするなど、奥ゆかしい古語に訳すことで美しく、情緒的な世界を示しました。

また、オリジナルの作曲者であるクボナオキ氏が、CM用に編曲を実施。そのアレンジには和楽器の音色を取り入れました。CANDY TUNEはメンバーカラーの着物を着用し、古語での歌唱に挑戦。立花琴未さんは、「学生の方もこれから一緒に勉強したり、『あ、ここ、こうだ』と当てはめたりして歌ってくれたらうれしい」とコメントしています。

SNSでの出稿で若者向けて緑茶の魅力を訴求しようというこのCM。若年層に人気のタレントを起用し、J-POPのメロディーに古語を乗せていることから、学生にはとくに“刺さる”ことでしょう。製品がこれまで築いてきた「和」のブランドイメージを損ねずに、親しみやすさをもって若年層にアプローチしました。

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