\ Pick of the month /先月の話題事例ピックアップ<2025年8月>
PR EDGEにおいて、先月1ヶ月を通してたくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the month」。
今回は、BATジャパン glo、十和田奥入瀬観光機構、Air France、エスエス製薬 EVE、日清カレーメシ、ハインツ、ブレインスリープの7事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 落合陽一、m-floらがプロデュースする加熱式タバコデバイス「glo」ポップアップストア
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社(以下、BATジャパン)は、最新加熱式デバイス「glo™ Hilo」と「glo™ Hilo Plus」を2025年9月1日(月)から全国で販売。それに先立ち、OMOTESANDO CROSSING PARKで体験型ポップアップストア「glo Hilo|落合陽一 ポップアップストア表参道」を、8月23日(土)から9月7日(日)までの期間限定で開催します。
メディアアーティスト・落合陽一さんや音楽ユニット・m-floなどのトップアーティストによる空間および音響演出を通じて、「glo Hilo」シリーズの世界観を五感で体験できる没入型イベントとして、 “LOVE AT FIRST(=ひと目惚れ)”をテーマに構成された3つのエリアを用意しました。
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2. 日常を観光資源にーー地域の魅力を再発見する共感型プロジェクト「飾らない十和田」
一般社団法人十和田奥入瀬観光機構(TOWADA TRAVEL)は、青森県十和田市の新たな魅力発信を目指す共感型プロジェクト「飾らない十和田」を本格始動しました。プロジェクトでは、2025年夏〜秋にかけて、これまでとは異なるコンセプトで構成された広報ポスターを16種類制作し、市内外に掲載します。
プロジェクトのテーマである「飾らない十和田」では、いかにも観光地らしい景観的な美しさよりも、地元の日常に溶け込む風景に着目。自然・アート・食・人といった、これまでの観光プロモーションでは焦点が当たりにくかった、地域のありのままの姿に新たな魅力を見出し、ポスターデザインで表現しています。
ポスター写真は十和田市の市街地中心部を舞台に撮影。そのご当地グルメ・ばら焼きのお店「大昌園」のポスターは、食堂のレトロな内装と店員とお客さんの楽しげな雰囲気が映し出されています。
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3. 真紅のドレスを着た女性がエッフェル塔の頂上で見たものとは Air Franceのブランディング動画
フランスを代表する航空会社Air Franceは、優雅さと華やかさを兼ね備えたブランドであることをアピールするため、首都パリを舞台に同国が誇るエレガントな景観を活用したCMを公開しました。
パリの街角を颯爽と駆け抜ける赤い人影を映すところからはじまる動画は、通常であればあり得ないような長さのドレスを着た女性がエッフェル塔に向かう様子を描いています。
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4. 鎮痛薬ブランドEVEの啓発イベント、彫像パフォーマンスで伝える「超酷な姿勢展」
エスエス製薬の鎮痛薬ブランド、EVE(イブ)は、肩こり痛などの原因となる「長時間の同一姿勢」に着目し、啓発イベント「超酷な姿勢展」を2025年8月18日(月)から2025年8月24日(日)までの期間、大阪駅前地下道 中央エリアにて開催しています。
今回のイベントは、日常生活を悩ます「肩こり痛」などのつらい痛みに対応できる、イブシリーズで唯一、2つの鎮痛成分イブプロフェンとアセトアミノフェン配合を配合した「イブスリーショットプレミアム」と連動した、長時間の同一姿勢によって起こりうる肩こり痛の啓発施策です。
開催期間のうちの3日間は時間帯ごとに彫像パフォーマーが登場し、デスクワークや通勤電車をはじめとした日常のワンシーンにおいて長時間同じ姿勢を取り続けるシーンを再現。それに加えて、夏ならではの花火大会、この夏大阪に訪問が増えると見込まれる観光客など、さまざまなシーンも再現されます。動きを止めた“かたまった人の姿”を、静止した彫像のようなパフォーマンスで表現することで、道行く人に訴求するものとなっています。
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5. セルフパロディで盛大にお祝い!? 日清カレーメシ新CM 「ギネス世界記録 篇」
「日清カレーメシ」シリーズが“インスタント味付きカップライスブランド世界売上No.1”としてギネス世界記録™に認定されました。Best-selling flavoured instant rice cup brand – current / 最も販売されているインスタント味付きカップライスブランド(最新年間)としての認定で、対象年度は2023年、「日清のカップメシ」シリーズの累計食数でのギネス世界記録です。
それを記念して、日清食品株式会社は2025年7月21日(月)から新CM「ギネス世界記録 篇」の放映を全国で開始します。このCMは、2014年に放映して大きな話題を呼んだ「カレーメシ」の初代CM「カレーメシ登場 篇」のセルフパロディ。初代CMが持つ独自の世界観はそのままに、新たな出演者を迎えた豪華な内容で、「カレーメシ」シリーズのギネス世界記録をアピールしています。
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6. やっぱり、ハインツじゃなきゃ。トマトケチャップのプロモーションを原宿で展開
トマトケチャップなどの洋風ソースブランド・ハインツを展開するハインツ日本株式会社は、ハインツのブランドプロモーションを2025年8月1日(金)より展開しています。
同社が2025年6月、20〜50代の男女を対象に実施した、トマトケチャップに関する意識調査によると、ハインツのトマトケチャップは、ファッションに関心の高い男性の80%が「おしゃれな気分にさせてくれる」と回答。また、クオリティ志向の女性の78%が「テーブルに置きたい」と回答するなど、感度の高い層からの支持が明らかになりました。
さらに同月、食文化の発信地・原宿エリアでハンバーガーを提供する19店舗に対して実施した調査においても、79%がハインツのトマトケチャップを使用していることが判明。こうした調査結果を背景に、ハインツのトマトケチャップのあるライフスタイルを視覚的に訴求するクリエイティブを展開し、「やっぱり、ハインツじゃなきゃ。」というブランドイメージのさらなる浸透を図ります。
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7. 情報を極限まで削ぐ、ブレインスリープの「脳が眠る電車」交通広告
株式会社ブレインスリープが企画・制作した広告作品が、「交通広告グランプリ2025」において、車両メディア部門の優秀作品賞を初受賞しました。交通広告グランプリは、株式会社ジェイアール東日本企画が主催する交通広告・街ナカサイネージ作品を対象にした広告賞です。
この広告賞では、交通広告としての特性が活かされている、広告としての完成度が高い、新しい試みや新しい視点があるなどの選考基準に沿って、優秀な作品が顕彰されています。
本来、広告は「情報を伝える」ために企画制作をするため、つい情報量が多くなりがちですが、今回は「脳を休ませる」というコンセプトのもと、情報を極限までそぎ落としたミニマルな広告が展開されました。
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8月は夏休みシーズンということもあって、イベント施策にたくさんの注目が集まる結果となりました。とくに若年層に向けて訴求したいという狙いがあるのか、渋谷や原宿といったエリアで実施されるイベントが目立ちました。
また、地方自治体の施策には、一定の注目があることがわかりました。そして、インパクトや話題性の強い広告施策も多くの人の目を引いたようです。
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