ルールの穴を突け! あえて触れなくていいことをアピールしたファストフード店のCM
1950年に米テキサス州で生まれ、今となっては約800店舗を展開するファストフードチェーンのWhataburgerは2025年で創業75周年を迎えました。あのレイ・クロックがマクドナルドと出会ったのが1954年であることを踏まえるとかなりの老舗であることが伺えます。
この75周年のタイミングに合わせて同社は、ハンバーガーをわずか75セント(25年8月時点で約110円)で販売するキャンペーンを実施し、カントリーミュージックのトップアーティストLainey Wilsonを起用したCMを公開しました。
75セントという安さに惹かれ、Whataburgerの店舗を訪れたLainey Wilsonのシーンで動画は幕を上げます。笑顔でハンバーガーを受け取り退店したのかと思いきや、その直後にまさかの変装して再度ハンバーガーを求めてきたのです。1人1個という制限はあるものの、あまりにも低価格でいつものWhataburgerを楽しめるというメリットを、ユーモアを交えて表現しました。
同社からすると、オペレーション上何度も同じ客が75セントのハンバーガーを求めて来店することは避けたいはず……Lainey Wilsonというセレブを活用し、本来は起きてほしくないトラブルをお茶目でポップなトンマナで表現することでキャンペーンの魅力を際立たせた試みでした。
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