炊きたての“料亭級ごはん”を全国へ――「タイガー炊きたて土鍋キャラバン」始動
タイガー魔法瓶株式会社は、土鍋炊飯器シリーズの最上位モデル「土鍋ご泡火炊き JRX-S100」を体験できるポップアップイベント「タイガー炊きたて土鍋キャラバン」を2025年8月29日(金)から展開。東京・有楽町を皮切りに、札幌・仙台・名古屋・福岡・広島・大阪の7都市を専用車両「タイガー土鍋号」で全国を巡り、炊きたての土鍋ごはんをおむすびとして無料提供されます。
本イベントは最高峰炊飯器が生み出す「一流料亭級のごはん」を実際に味わうことで、その価値を五感に訴求するものです。
祇園丸山とのコラボによる特製おむすび
提供されるのは、京都の料亭・祇園丸山が監修した具材を使った特製おむすび。「至福の塩むすび」に加え、鮭・からすみ・明太子の3種から選べます。東京会場では新生姜のおむすびも登場。ミシェランで星を獲得した料亭ならではの素材と製法が活きた、シンプルながら深い味わいを追及しています。
土鍋炊飯器に備わるという「おにぎり」モードで炊いたごはんは粒感があり、口の中でほどける食感が特徴。福井県産いちほまれの新米と赤穂の天日塩を組み合わせた塩むすびは、素材と技を堪能できる味わいに仕上がっているそうです。
体験型イベントがもたらすブランド浸透
このプロモーションは顧客接点をリアルに創出する点が特徴。無料提供で参加ハードルが低く、条件に公式SNSフォローが含まれるため、イベント参加がそのままデジタル接点拡大につながります。
また、全国を巡るキャラバン形式を採用したため「ブランドが消費者のもとへ出向く」姿勢を示し、親近感を高められそう。地方主要都市でも展開することで、幅広い層にブランドのこだわりを届けます。
料亭級の体験を販促に
炊飯器市場は成熟しており、機能だけでの差別化は難しい状況です。土鍋キャラバンは、製品価値を味覚に訴えるアプローチ方法。体験を通じて「家庭でもこの味が再現できる」と実感できれば、購買意欲を高めることでしょう。
有名料亭とのコラボレーションが高級感を彩り、SNSでの拡散効果も期待できるでしょう。本施策はリアルとデジタルの両面でブランド価値を広げる仕組みが光ります。
家電メーカー各社の炊飯器最上位モデルは、生活家電としては、高価格帯の商品です。その価値を訴えるために、商品理解を深め、購買意欲を高めようと取り組みが行われます。全国7都市を巡ることで地域ごとの顧客接点を創出し、デジタルとリアルの両軸でブランド体験を浸透させる……。こうした戦略が、成熟市場における新しい販促の在り方を示すかもしれません。
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