地下70mで熟成された特別な一杯|土合駅で楽しむクラフトビールイベント
群馬県みなかみ町の無人駅・JR土合駅を拠点に、地域資源を活かした環境貢献型イベント“もぐらビアキャンプ”が2025年10月4日(土)に開催されます。
※画像は全てイメージです
主催は土合駅を再活用した宿泊複合施設DOAIVILLAGEを運営する株式会社plower。地元ブルワリーOCTONE BREWINGと共に、地下70mのトンネル内で熟成させたモグラ熟成ビールを提供し、地域文化と自然保全を結びつける新たなCSRモデルを打ち出します。
地域資源を再活用し、環境価値へ転換
土合駅は486段の階段を下りた先に下りホームがあるため、日本一のモグラ駅として知られている場所。年間15℃前後の安定した環境を活かし、2021年からは複数のブルワリーが地下ホームでクラフトビールを熟成させる取り組みを開始しました。こうした地域独自の資源活用は、観光だけでなく環境保全意識の向上にもつながっています。
地域の魅力とCSRを融合した場づくり
DOAIVILLAGEは、駅舎と周辺環境を活用した宿泊施設・カフェ・サウナを2020年に開業。2025年1月の大雪で一時休業したものの8月に営業を再開しました。
この場を通じて来訪者にみなかみ町の自然や文化を体感してもらい、地域経済の活性化を図るだけでなく、収益の一部を森林保全活動に寄付。観光と環境保全を一体化した社会的意義のあるプロジェクトです。
森林保全への寄付と啓発
本イベントでは、地元の自然をテーマにしたパネル展示やワークショップを併設し、環境問題への意識啓発も実行。ビールを味わう体験を通じて、来場者が自然環境を守る価値を身近に感じられる仕掛けとなっています。
株式会社plower代表・茶屋尚輝氏は「地下熟成を通じた新たな地域資源の魅力発信と、自然と共生する取り組みを継続したい」と語っています。
地下で熟成された一杯がつなぐ人・地域・自然
“もぐらビアキャンプ”は、クラフトビールの提供を超え、地域資源の活用と環境保全を両立したCSR施策。地下70mで熟成された一杯は、地域文化や自然の価値を再認識させるものであり、持続可能な地域づくりに向けた実践的なモデルといえるでしょう。
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