デジタルドッペルゲンガーに注意! SNSの危険性を浮き彫りにしたPV
SNSやブログといったインターネット上に投稿した個人情報や写真が悪用されてしまう、いわゆるデジタルプライバシー問題に対してZ世代の関心は高く、ヨーロッパでは90%が何かしらの対策をするべきと答えた調査結果があります。
一方、自らの情報管理に自信があるユーザーは7%に留まり、課題意識と実際の行動にギャップがあることが伺えます。そんな行動格差を埋めるため、ドイツの大手通信会社Deutsche Telekomは現地のネクストブレイクアーティスト・VTSSとともに楽曲とPVを書き下ろしで制作した啓蒙施策を公開しました。
“Can’t Catch Me(捕まらないよ)”という楽曲のPVでは、オンライン上に残された個人情報の数々をドッペルゲンガーと呼び、それらのドッペルゲンガーが現実世界に侵食して悪さを働く様子が描かれています。一度外に出てしまった個人データを“捕まえる”ことは至難で、重要なのはドッペルゲンガーとの向き合い方を“最初に決めておく”ことだと訴えています。
楽曲の公開に合わせてVTSSは「あまりにも多くの人がデジタル上の自分に関する情報に不安を抱いているのに、いざ具体的な対策の話になるとなぜか圧倒的に知識不足である……このプロジェクトはまさにこのギャップに着目し、すべての人の顔の前に鏡をかかげることを目的にしています」とコメントし、目を背けてはいけない課題として警鐘を鳴らしました。
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