渋谷と横浜をオレンジに染める25周年のメッセージ|PUSHIM×東急線プロモーション

1999年にメジャーデビューし、2024年に活動25周年を迎えたアーティスト、PUSHIM。日本のレゲエシーンを牽引してきた“クイーン・オブ・レゲエ”が、都市空間を巻き込んだ大胆なプロモーションを展開しています。

舞台となったのは、東急電鉄の主要路線である東横線と田園都市線。2025年7月3日(木)から東横線、7月5日(土)から田園都市線で1編成ずつの車両広告ジャックを開始。さらに、7月7日(月)からは両線すべての女性専用車両(計94車両)にて中づり広告ジャックをスタートしました。

オレンジに染まった電車内で、PUSHIMが6月20日(金)に配信リリースした最新EP「HOLD ON!」の世界観を展開することで、アーティストの歩みと想いを乗客に伝えます。

“今のPUSHIM”を伝えるメッセージ

本プロモーションでは、電車内で撮り下ろしたPUSHIM本人のビジュアルと共に、25年のキャリアを振り返るインタビューやメッセージを展開。

渋谷と横浜を結ぶ路線で実施されたこの施策は、発着地をカルチャーの拠点ととらえ、ストリートとレゲエを軸として、メジャーデビュー以降も“REBEL”な精神を持ち続けるというPUSHIMの姿を表しました。アーティストの個性と都市の風景が交差するブランディング表現として、新曲のキーカラーとともに強い印象を残しそうです。

SNS連動で広がる《#プシンって知ってますか?》

本施策では、SNSキャンペーン《#プシンって知ってますか?》も同時展開。かつてPUSHIMを聴いていた人びとには“懐かしさ”を、これから出会うという人には“発見”を届けるこの問いかけは、SNSならではのワード検索・シェアの導線を意識した仕掛けです。

都市空間という“アナログな接点”と、SNSという“デジタルの拡散力”を両輪で活用することで、認知と共感の再喚起を図ります。

PUSHIMの“今”と“これから”

本施策はPUSHIMが歩んだ25年の軌跡を、電車という動くメディアを通じて届けるブランディング事例。都市の風景を変えて日常に共感を生もうとするこの展開は、アーティストマーケティングの新たな可能性を感じさせます。

アーティストのメッセージを直接都市へと語り、届ける。7月の電車内で、確かに乗客一人ひとりに届いているはず。女性専用車両をジャックするなど、特定のターゲットへリーチしようとするアイデアが光る事例でした。

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