ヴァイキングとサッカー選手が退屈している理由とは? メタ視点が新鮮なCM

1950年創業の通信会社DEIは、ギリシャ国内のインターネットを担う重要な会社です。このたび高速インターネットサービスの告知にあたり、人々の生活がどう変わるのかをメタ視点で描いたCMを公開しました。

“Internet is Bored(インターネットは退屈しているようだ)”という動画で紹介されるのは、やることがなさすぎて兜に向かって石ころを投げて暇を潰しているヴァイキングや、同じくやることがないのかピッチでピクニックを始めたサッカー選手の様子。ネット回線が遅いと退屈になってしまうのはユーザーだけではなくコンテンツの中の人たちも同じである……そんなメタ視点で独特のユーモアを演出しているのです。

最終的にはDEIの新たな高速ネットサービスDEI Fiberを導入した結果、“普段の生活”に戻ったコンテンツ内の登場人物たちを映して動画は幕を下ろします。多くの人が加入しているサブスク型の動画配信サービスやオンラインゲームを企画の中心とすることで、わかりやすく面白いフォーマットを作ることができたようです。

76秒という長尺であるにも関わらず、海外ドラマの視聴者であれば一度は目にしたことがあるような表現やシーンを多用した、飽きさせない工夫が印象的な事例でした。

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