サステナブルなイベント運営って?協議会が発足、ワークショップの試験運用も開始
株式会社電通ライブ、株式会社丹青社、株式会社乃村工藝社、株式会社博報堂プロダクツ、株式会社ムラヤマの5社で構成される「サステナブルイベント協議会」は、イベント業界におけるサステナビリティ推進とリテラシー向上を目的に、さまざまな活動を実施してきました。
その取り組みの一環として、サステナビリティに配慮したイベントの実現を後押しするワークショップの試験運用を開始しました。
企業にサステナビリティの視点が求められる中、イベント関係者の多くはその重要性を理解していても、実践にはなかなか踏み出せないという課題があります。今回、協議会では、そうした現状を踏まえ、オリジナルのワークショップツールを開発。
ワークショップ実施前には、イベント業界とサステナビリティの関わりについて事例を交えながら紹介することにより、サステナビリティにまだ馴染みのない方でも、気軽に参加しやすい構成となっています。
また、2022年に電通ライブが公開した「Sustainable Event Guideline」に掲載されているチェックリストを、分かりやすいイラストにまとめたヒントカードを独自開発。視覚的にも分かりやすく、具体的なアクションまでイメージしやすい内容となっています。
さらに、架空のイベントを題材にしたタブロイド記事に“赤入れ”をするという体験型ワークも用意。楽しみながら、より良いイベントのあり方を考える仕掛けが施されています。
イベントに携わるすべての人にとって、サステナブルなイベントのあり方を考えるきっかけとなる内容のワークショップ。現在、正式リリースに先立ち、テスト運用の協力パートナーを募集しています。
イベント現場で発生する、破棄される販促物などの課題は、多くの出展者が一度は直面したことのあるものではないでしょうか。今回のワークショップでは、専門用語ばかりになりがちなサステナビリティの話題を、直感的に理解しやすい形で伝える工夫がなされています。イベント業界の課題に寄り添いながら、無理なく行動変容を促す構成となっており、今後の広がりも期待できる取り組みです。
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