1泊2日じゃ足りない! 後ろ髪引かれる表現を詰め込んだ観光動画
国や地域を問わず、あらゆる観光地にとって“観光客の滞在日数”は産業としての収益を大きく左右してしまう重要な要素です。1泊2日で使われるお金と3泊4日で使われるお金の額は大きく異なり、後者の方が観光地にとってはメリットがある……この点に着目し、観光客の滞在日数を増やそうと試みた統合キャンペーンが米ケンタッキー州レキシントンで公開されました。
レキシントンはワイナリーをはじめとした豊かな自然とそこで育まれた新鮮な食材を活用したグルメ、そして競馬に至るまでさまざまなエンタメ要素が詰め込まれた魅力的な観光地として知られています。
毎年多くの観光客が訪れていますが、その多くは1泊2日で帰ってしまうためレキシントンが誇る魅力のごく一部しか体験することなく去ることに。公開されたキャンペーンでは復路の飛行機の窓からの景色の上に「人生で最も悲しい景色」と書かれた様子を紹介しており、もっと長い期間いたいと後ろ髪を引かれながら帰っていく観光客たちの心の声を表現しています。
SNSを中心に公開されたCMでも同様のメッセージングでレキシントンの魅力を紹介しており、いずれのバージョンにおいても共通のフレーズとして「2泊3日の旅行に出よう」と書かれています。愚直に滞在日数を伸ばそうとしたこの手法、日本の観光地でも活かせるアイデアなのではないでしょうか。
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