KIRINの屋外広告が一夜にして大変身!決意から感謝へ、森保一監督の直筆メッセージ
2025年3月21日(金)、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)とキリンホールディングス株式会社によって東京・新宿駅南口に掲出された一枚の大型屋外広告が、多くの通行人やサッカーファンの注目を集めました。
本広告はSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)が2025年3月20日(木)に行われたAFCアジア予選・バーレーン戦に勝利し、予選突破を決めたことを受けて掲出されたもので、日本中のサッカーファミリーに向けた感謝のメッセージを届けることを目的としています。
広告の中心にはSAMURAI BLUEを率いる森保一監督の直筆メッセージを大きく描写。その言葉には予選突破という成果に至るまでのすべての応援に対する感謝の気持ちが込められており、通行人たちの足を止める力強さと温かさを備えていました。
「決意」から「感謝」へ。一夜にして生まれ変わった広告
本広告には、もう一つの大きな仕掛けがあります。それは、わずか一夜のうちにビジュアルを切り替えるというサプライズ演出。実はこの新宿サザンボードには3月16日より森保監督の「予選突破への決意」を表した直筆メッセージが掲出されていました。
しかし、予選突破が決定した翌21日朝には、同じ場所に“応援への感謝”を込めた新たな直筆メッセージが現れたのです。
このスピーディーな更新には「日本中のサッカーファミリーと共に“最高の景色”を見たい」という森保監督の想いが込められていると同時に、KIRINのサポーターへの敬意と本気度が現れていると言えそうです。貼り替えの作業は深夜から早朝にかけて行われ、多くの人々が通勤で足を運ぶ時間には、すでに新ビジュアルが完成していました。
JR新宿サザンボードで多くの人々に届く“手書きの想い”
掲出場所となったのは、JR新宿駅南口・甲州街道沿いのルミネ壁面に位置する「新宿サザンボード」。高さ4.2メートル、幅11.85メートルという大きな広告スペースに、監督の直筆メッセージがダイナミックに描かれています。
メッセージはあえて手書きの筆致をそのまま活かし、インクのにじみや文字の温度感がダイレクトに伝わるような仕上がりです。
祝!サッカー日本代表、FIFAワールドカップ26アジア最終予選突破!大型屋外広告が一夜にして大変身 森保一監督直筆の応援感謝メッセージを新宿駅南口に掲出 #jfa #daihyo https://t.co/lWUmoufHxy pic.twitter.com/Bb8AENyNJo
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) March 21, 2025
広告を見たファンの間では、「感謝の気持ちが本当に伝わってくる」「感動した」といった声が多く寄せられ、SNS上でも多数の投稿や写真がシェアされました。この感想たちはブランド広告がファンの感情に深く共鳴した瞬間だといえます。
45年以上続く応援の歴史と、これからの挑戦
KIRINは1978年より、45年以上にわたって日本代表のサポートを続けてきました。今回の施策もその歴史の延長線上にあるものですが、単なるスポンサード活動ではなく「ともに戦う仲間」であるという姿勢を一貫して示しています。森保監督のメッセージを通じて「ともに戦った」ファン・サポーターへの敬意と感謝を可視化し、これからのさらなる挑戦、世界の舞台に向けての後押しにつなげようとしています。
今回の広告は、応援してくれたすべての人々への「ありがとう」の表明であると同時に、新たな戦いへの出発点を示すものでもありそう。KIRINは今後もサッカーを通じて多くの人々の心に寄り添い、サッカーファミリーの一員としてSAMURAI BLUEの挑戦を全力で支えていく方針です。
心を動かすリアルな「想い」
今回の屋外広告は情報発信の枠を超え、人々の感情に訴えかける「体験型広告」として高く評価できる施策。一夜での切り替えというサプライズ、直筆のリアリティ、そしてサポーターとの“共闘”を象徴する構成はまさに秀逸です。いずれも企業とファンの関係性が単なる購買を超えた「共感と共鳴」によって築かれていることを示しています。
広告とは単に目立つだけではなく、誰かの心に残るもの。新宿駅南口でふと立ち止まり、監督の手書きの文字に心を揺さぶられた人々は、きっとその瞬間、サッカーファミリーの一員であることを誇らしく感じたことでしょう。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

2