応募条件は醸造秘話を聞くこと?!Podcastを活用したビールサブスクのキャンペーン
クラフトビールのサブスク「Otomoni(オトモニ)」を運営するBrewtope株式会社は、サービス開始5周年を記念して、オリジナルクラフトビール「Brewtope #01 和嗜 – washi-」をリリース。同ブランド初のフラッグシップビールの発売を記念して、Podcastのクラフトビール専門番組「BREWER’S HIGH47」と連動した大型キャンペーンを実施します。
新たに発売される「和嗜 – washi-」は、すべて国産の原料を使用した純日本ビール。山田錦やもち米といった大量のお米を使用し、醸造元である金沢百万石ビールのオリジナル酵母、自家栽培の六条大麦、3種のホップなど、ブランドのこだわりが詰まったJAPANESE RICE ALEです。
発売を記念して、2024年12月13日(金)〜2025年1月5日(日)までプレゼントキャンペーンを実施。当選者には商品1年分などが当たる豪華なキャンペーンとなっていますが、キャンペーンはPodcastオリジナル番組「BREWER’S HIGH47」を聴き、それに関するクイズに答えることが応募条件となっている点に注目です。
「BREWER’S HIGH47」は、同社が全国のブルワリーの方々を訪ね、インタビューを通じてクラフトビールの魅力を再発見する番組。キャンペーンの対象となる「番外編#1」では、「和嗜 – washi-」が完成するまでの醸造秘話が語らえており、コンテンツを聞き商品の魅力や造り手の想いに触れることで、商品理解やブランド好意度のアップにも繋がりそうです。
Podcastをはじめとした音声コンテンツは、ながら時間に聞ける手軽さから年々市場を拡大しており、同社のように企業がオリジナル番組を持ち、自社コンテンツとして活用するケースも増えてきています。
さらに、音声コンテンツは映像と比較して、情報を「自分ごと化」しやすいといい、商品名やサービス内容の記憶率や記憶維持率が高いという調査結果も。キャンペーンに音声コンテンツを活用することで、キャンペーンが一過性のものではなく、新規顧客や新たなファンを作るきっかけとして効果を発揮することが期待されます。
5周年を記念したこだわりの商品や豪華なプレゼントもさることながら、Podcastという自社コンテンツを活用することで、キャンペーンを通して商品理解を促し、ブランドのファンになってもらう工夫が見事な事例です。
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