四国電力、ヨネダ2000とコラボした防災体操動画公開。楽しく防災意識を高める試み

四国電力株式会社は12月1日の「防災用品点検の日」を前に、地域社会の防災意識を楽しく向上させることを目的とした新WEB動画「よんでん防災体操 〜YONDEN BOUSAI TAISOU〜」を2024年11月29日(金)に公開しました。

この動画にはお笑いコンビ「ヨネダ2000」が出演しており、親しみやすい音楽とダンスを通じて防災の重要性をコミカルに伝えています。

防災を「身近で楽しいもの」に変える新しい試み

「よんでん防災体操」は、民謡「アルプス一万尺」をベースにヨネダ2000のリズムネタ「餅つき」をリミックスし、「ぜったいに備えようね」「防災」といったフレーズを耳に残るリズムに乗せて表現しています。

楽曲に合わせたダンスは防災用品の「ローリングストック」やハザードマップの確認、家族での避難場所の話し合いなど、日常生活における防災の基礎を自然に学べる工夫が詰まっているのが特徴的。振付を担当したのは、プロダンサーグループ「パワーパフボーイズ」で、誰でも覚えやすく踊りやすい動きを実現しました。

また、ダンスに特化したバージョンの動画も同時に公開され、家族や地域のイベントで楽しみながら防災意識を高められる内容となっています。子どもから大人まで世代を問わず参加できる点が本動画の魅力です。

地域社会とのつながりを深めるCSR活動の意義

四国電力は地域密着型のエネルギー企業として、防災意識向上に取り組むことが自らの使命と位置付けています。

近年頻発する自然災害に備えるためには、住民一人ひとりが日常的に防災意識を高めることが大切です。この動画は真剣なテーマである防災をユーモラスかつエンターテイメント性を持った形で伝えることで、親しみやすく実践しやすい形で住民にアプローチしています。

本施策は子どもたちの興味関心を引きやすい動画にすることで、家庭内で防災について話題にしやすくしている点も見逃せません。家族が自然と防災について話し合うきっかけを提供することは、地域全体の防災力向上に直結するもの。動画という形態を採用したことで何度でも好きな時に視聴できるため、多くの人々の防災意識向上に貢献しそうです。

未来への期待と広がる可能性

四国電力とヨネダ2000が提案する「よんでん防災体操 〜YONDEN BOUSAI TAISOU〜」は、防災意識を楽しく、身近なものへと変える新しいCSR活動の形を示しています。今後、本取り組みが他の企業や自治体に広がり、日本全体で防災意識を高めるムーブメントを起こす可能性も。

笑顔で楽しみながら学べる「よんでん防災体操」が、この施策をきっかけにこれから多くの家庭や地域に広がり、防災の輪がさらに強く結ばれることが期待されます。

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