無目的室 Morph innが下北沢に限定開業。先進企業とのコラボで「無になる時間」を提供

株式会社ブリヂストンの社内ベンチャーであるソフトロボティクス ベンチャーズとクリエイター集団Konel。2024年に実験店舗として運営した表参道店(5月)、虎ノ門ヒルズARCH店(8月)の反響を受けて、2024年11月28日(木)から12月20日(金)までの間、京王電鉄ミカン下北に無目的室Morph inn Shimokitazawaを開業することを発表し、予約の受付を開始しました。

今回の下北沢店では、これまでの店舗での反響を受けて幅広い層の方々に向けて、より価値のある「無になる時間」を追求します。そして、「無前」「無中」「無後」という新たなコンセプトを開発し、「吸うお茶」、「ニューロミュージック」や「ZZZN NATURE(バーチャル森林浴)」など、「無になる」価値に共感する先進企業とコラボレーション。「無になる時間」の価値を最大限に高め、サウナや座禅、瞑想に次ぐ、新しいカルチャーの創造を共創パートナーとともに実践するとしています。

無目的室 Morph innとは、ブリヂストンが研究を重ねてきたゴム人工筋肉と、自然界のモーションを収録・再生するテクノロジーを掛け合わせることで誕生したMorphが来店者を迎える施設です。

大きなMorphの上に横たわり、小さなMorphを抱きかかえることで、やわらかいロボットに自らをゆだね、ゆだねられる「無になる時間」を過ごすことができます。普段は無意識に制御してしまう感情に向き合うなど、目的から解放される感覚を味わってもらえる体験価値を提供しています。

Morph inn Shimokitazawa 開業に際しては、「無になる時間」がより豊かになるようMorphに身をゆだねる前・中・後に「無」を深めるメニューを用意。「無」になる前の「無前」、サービス利用中の「無中」、その後に余韻を感じることのできる「無後」を通し、「無」の価値を最大限に感じられるコンテンツとなっています。

そこには、「無になる価値」の追求に賛同する多様な先進企業とのコラボレーションがあり、よりリッチなMorph innのサービス化が実現されています。

まずは、「無前」の時間には、神経科学の観点から生まれた新しい音楽「ニューロミュージック」が聴ける音楽アプリ、VIE Tunesを体験。さらに、「無になる時間」を「深める」「冴える」新しいサービスに誘う、2種のドリンクが用意されています。

「無中」の時間には、やわらかいロボットに包まれ、触覚から「無」になれます。視覚・聴覚・嗅覚の演出を組み合わせて体感をより拡張してくれるところがポイントです。バーチャル森林浴「ZZZN NATURE (ズズズンネイチャー)」は、睡眠への効果が実証された北海道釧路のトドマツ森林を、五感で体感できる癒しの空間として再現。

森独特の呼吸と生命力を捉えた北川陽稔氏によるトドマツ森林の映像、森のざわめきを繊細に収音して紡ぎ出したSeiho氏による音楽、そしてトドマツの枝葉から抽出した天然のエッセンシャルアロマオイルの香り。これらの要素が織りなす至極のリラックス空間と、ブリヂストンが開発したやわらかいロボット Morphの組み合わせによって、自然の営みとテクノロジーが調和する、深いリラクゼーションを味わうことができます。

「無後」の時間には、下北沢の老舗BAR「FAIRGROUND Bar&Wine shop」が開発した「無」を締めくくるカクテルとともに過ごせます。さらに、お仕事をしたい方に向けて、ミカン下北内のワーキングスペース「SYCL by KEIO(ミカン下北A街区4、5階)」のドロップインが付いたプランも販売。

そして、「無前」「無中」「無後」の価値をより深く探ることを目指して、オープニング記念としてOchill、日本草木研究所とのコラボレーションも実施されます。

「茶香」とは、シーシャ(水タバコ)の原理を応用し、たばこ葉ではなく茶葉のみを使用した飲むでも焚くでもない、“吸うお茶” という新たな嗜好品です。「草木炭酸フォレストソーダ」は、国産の野生香木を蒸留・加工した新感覚飲料。木に含まれる「フィトンチッド」という香り成分は、シトラスやベリーの様に華やかで爽快、そして甘い香りがします。研究では、精神安定効果が期待できるとも言われており、無後のドリンクとしては最適なのだとか。

表参道、虎ノ門ヒルズでの開業では延べ800名が来場、SNSでも大反響があったという「無目的室 Morph inn」。今回新たに開業となる下北沢では、さらに幅広い企業とのコラボレーションで「無になる時間」をじっくり味わうことのできる体験メニューが揃いました。

反響の多さから、SNSをはじめとして、日常に触れる情報量の多さに疲れている現代人にとって、意図的に「無になる時間」に大変な価値があることがわかります。

さらには、各企業の持つ最先端の技術やアイデアが集結する展示会のような役割も感じられます。実際に体験することによってそれぞれの技術やサービスの認知拡大と理解を深めてもらい、ブランド価値を高めるとともに、また違う活用方法へと繋がるきっかけにもなるかもしれない施策事例となっています。

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