至るところに現れる魔法の数字”6″ その不思議な魔力とは?
世界各地でキャッシュレス決済が導入されていく中で、多くのクレジットカード会社が潜在顧客の囲い込み目的でさまざまな入会キャンペーンを展開しています。入会するとポイントがもらえたり、知人友人を紹介すると限定の特典がついてきたり、入会後に一定の金額分決済することでプレゼントがもらえたり…….。
入会を促す手法は多岐にわたるものの、目的自体は“キャッシュレス推進の波に乗っかることで新規顧客を獲得したい”が共通事項としてあると言っても過言ではないでしょう。そんな中、アフリカ・ナミビアのVISAは6という数字にスポットライトを当てた一風変わったプレゼントキャンペーンを実施しました。
「なぜ人類は6という数字にこだわるのか? わたしたちは朝6時に起き、午後6時に夕食を食べる。バレーボールのチームだって6人で構成されていて、テニスではスコアカウントに6ラブと言う。後方を確認するときには“6時の方向を見ろ”と言うし、マニュアル車では6の位置にあるリバースギアだけ特別な表記がされている」というナレーションによって進んでいく動画は、最初こそ不思議な説得力があるものの後半に進むにつれて少しずつ気づく、絶妙なこじつけ具合が印象的です。
実はCMが伝えたかったメッセージは“VISAカードで6回海外決済を行うと、ロンドンをはじめとした豪華な目的地が選べる海外旅行券が当たる”というキャンペーンの内容でした。施策の都合で設定された6という数字をあえてスピリチュアルな存在として描くことで、シンプルな訴求内容を印象付けようと試みた意欲的なCMでした。
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