60年分の思い出がCMに!東海道新幹線60周年記念ムービー公開

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、東海道新幹線の開業60周年を記念して、TVCM「60年分の会いに行こう」篇を、2024年10月1日(火)より公開しました。

映像は、歴代の新幹線車両の並ぶ倉庫から始まります。場面が切り替わるとまるで記憶を辿るように、過去の新幹線車内の写真や映像が映し出され、おしゃれをして車両と記念撮影をする家族写真や、「0系最終運転日」の車両、点検用車両の通称「ドクターイエロー」を見ながら歓声を上げる子どもたちなど、CM内の写真や映像は、ユーザーから募集した「東海道新幹線との思い出」にまつわる写真・映像で構成されています。

初めての新幹線で、窓の外の景色に興奮気味の子どもや、修学旅行でカードゲームを楽しむ学生、出張で少し緊張している様子のサラリーマン。白黒写真からカラーの映像へ、時代が違えど誰しもがどこか懐かしさを感じるシーンの連続に、新幹線に乗ったときのワクワク感や温かみが伝わってきます。

なかでも、新幹線を利用して「会う」シーンは印象的です。到着した新幹線から祖母に抱きつく男の子や、久しぶりの友人との再会、出発間際まで新幹線の窓から手を振る家族の姿は、60年間、「会いにいく」を支えてきたJR東海の歴史を感じさせます。

さらに、CMには歴代の車内チャイムが使用されており、60年分の思い出を「音」でも楽しむことができます。テーマソング「会いに行こう」を、映像が現代に近づいていくのに合わせて、オルゴール、オーケストラアレンジ、合唱バージョンと変化させながら登場させ、さらに高揚感を演出している点にも注目です。

実際の写真や映像を使用することで、「普通」であり、少し「特別」な新幹線の思い出を、まるで自分がその場にいたかのように錯覚するほど、いきいきとリアルに表現したこの企画。車両技術や車窓からの景色が変わっても、60年間変わらない「会いたい気持ちが、新幹線を走らせる。」という企業の想いを見事に表現したムービーです。

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