【相撲×サウナ】元力士の熱波が浴びられる「サウナ横綱」で伝統文化&”ととのい”を体感
株式会社Sauna綱は2024年11月下旬、埼玉県川越市にサウナ施設『サウナ横綱』をオープン予定。同社が運営する本施設は元力士・大翔龍(竹内太一 氏)が立ち上げたもので、相撲の伝統文化と現代サウナを組み合わせた稀有なコンセプトを打ち出しています。
川越という土地で開業した理由
相撲文化と現代サウナを組み合わせ、ほかのサウナ施設とは一線を画している施設『サウナ横綱』が川越という土地で開業したのには理由があります。
川越は相撲の土俵に使われる「本荒木田土」が採取される場所であり、相撲との深い親和性を持つ地域です。そのため相撲に親しみを持っている住民の方が多く、巡業や子供相撲の開催が定期的に行われており、相撲ファンが多数集います。
この地を「次の土俵」として選んだ大翔龍(竹内太一 氏)は、相撲引退後も地域と相撲の伝統を大切にしながら、第二のキャリアに挑むことを決意しました。
サウナ事業立ち上げの背景
力士としての厳しい稽古の中で怪我や病気に苦しんだ大翔龍(竹内太一 氏)は、サウナを習慣化することで心身のコンディションを整え、結果的に現役時代では幕下上位の一桁まで上り詰めました。
※入門当時、稽古場にて
上記のサウナに救われた経験から引退後も彼はサウナの力を信じ、実際に自身が90キロの減量を成功させ、糖尿病を克服したという体験を通じて、サウナの効果を実感したとのこと。この経験が『サウナ横綱』につながっています。
※竹内太一 氏(大翔龍)
サウナ室に相撲部屋を再現
『サウナ横綱』で注目の設備は、相撲部屋の稽古場をイメージした「稽古場サウナ」。サウナ室の中央には国産ヒノキで作られた約33cmの鉄砲柱があり、背後には高さ2メートルの全身鏡も設置されています。利用者は相撲部屋の雰囲気をリアルに感じながらサウナで整うことができそうです。
そのほかにも最大25名が収容可能なゆったりくつろげる大型サウナや、水深120cmの力士4人が同時に入れるほど深い水風呂、相撲部屋直伝の本格的なちゃんこ鍋を楽しむことができる飲食店などを用意。
このように相撲にまつわるサービスを多数そろえているため、相撲文化に興味を持つ国内外の観光客に向けて積極的にアピールできそうです。
元力士がスタッフを務める『サウナ横綱』では、彼らが厳しい稽古を通じて培った体力や筋力を生かした「熱波」を提供予定。力士ならではの力強い動きで送られる熱波は、通常のサウナでは味わえない迫力と熱気に満ちています。
川越の新たな名所となる予感
『サウナ横綱』は、相撲とサウナという異なる文化を組み合わせた新しいスタイルの施設。相撲の稽古場を再現したサウナや元力士による熱波体験、そして本格ちゃんこ鍋まで、日本の伝統文化である相撲の全てが一体となって提供される本施設での体験は、唯一無二の体験価値を提供しています。
大翔龍のサウナにかける思いと地域への貢献を込めたこの施設は、川越の新たな名所として多くの人々に愛される場所となりそうです。
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