愛称がつくのはファンがいる証拠! 南米マックのCM

多くのブランドにとって、愛称とは最高の褒め言葉でもあります。そのサービスや商品がいかに優れていようと、莫大な広告費を投下しようと、ユーザー自らがつけてくれる愛称は唯一無二のUGCだからです。

ブラジルでは、マクドナルドをMéquiという愛称で呼ぶ人たちがいます。彼らは長年マックに通い続け、マックそのものに対して特別な思い入れがある人々。そんなファンにスポットライトを当てた4本のCMがブラジルで公開されました。

“That’s why I call McDonald’s Méqui(わたしはマックをMéquiと呼ぶ)”という動画の主役を務めるのは4組の一般人(を役者で再現したもの)。4世代にわたる家族が一堂に会した瞬間や、一世一代のプロポーズの瞬間、忘れられない子どもの頃の誕生日会など、さまざまな思い出の一幕をエモーショナルな長尺映像で表現しています。

多くの店舗を構え、高い認知を誇るマックだからこそのクリエイティブとも言えますが、同時にユーザー側が親しみの意を込めて愛称で呼んでくれる状況がいかに大切であるかを印象的に表現しています。公式としてユーザーに使ってほしい名称を飛び越え、ブランド側とユーザーとの関係性によって生じる言葉を尊重することで、一層強いブランディング活動ができるのではないでしょうか。

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