米KFC、チキンの作り方をVRゲームで学ぶトレーニングプログラムを導入

Case: KFC ‘The Hard Way’ VR training game

アメリカのKFCが、従業員に正しいフライドチキンの作り方を教えるため、バーチャルリアリティーを取り入れたトレーニングプログラムを導入すると発表しました。

研修生がVRヘッドセットを装着して体験するのは、鶏肉の扱い方から揚げるまでの5つの工程。チキンをつくるそれぞれのプロセスをミッションに見立て、全てクリアすると部屋から脱出できるという、ゲーム感覚でプレイする内容となっています。

まず最初にパッケージを開けて、鶏肉に問題がないか確認。

洗浄したのち…

秘伝のスパイスをまんべんなくつけます。

余分な粉をはたいて落としたら

フライヤーに投入!

黄金色に揚がったチキンを手に持ってドアの前まで行き、カーネルおじさんの口に入れると、ドアが開いてゲームクリアです。

KFCではこの映像を、エリアマネージャーやフランチャイズオーナーの研修などに活用する予定だとのこと。エンターテインメント性の高いこのトレーニングを使えば、今の若者世代にとっても比較的楽しく仕事を覚えることができるかもしれませんね。

同時に、社内(内部)向けの研修プログラムにも関わらず、国内外のメディアに数多く取り上げられている卓越したPR施策でした。

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