D&Gが自社製品をボイコット!? 米大統領夫人の衣装をめぐる非難に皮肉たっぷりのキャンペーンで応戦
Case: #Boycott
イタリアの高級ブランド・ドルチェ&ガッバーナが、自社の製品をボイコットするという前代未聞のキャンペーンを打ち出しました。
これはブランドの創設者であるステファノ・ガッバーナが、トランプ大統領の妻・メラニア夫人に衣装の提供を行っていることに批判が殺到し、その後不買運動にまで発展した一連の出来事に対するガッバーナ側の対抗措置。
そもそもアメリカのファッション業界では、大統領選挙期間中から多くのブランドがトランプ大統領の対立候補であったヒラリー・クリントン氏を支持し、メラニア夫人の衣装を手掛けることに拒否感を示していたという経緯がありました。
そんな中ドレスを提供し、SNSでも夫人を称賛するコメントを掲載したステファノ・ガッバーナに、ファンから失望と怒りの声が多く寄せられることに。
するとD&Gは「#BOYCOTT」と胸に大きくプリントしたTシャツを発売。さらにデモ集団がブランドのボイコットを訴える内容の動画を制作するなど、「嫌なら買わなければいい」と、皮肉たっぷりに示すという行動に出たのです。
世界的な注目を集める、アメリカのファーストレディーを取り巻く衣装事情。今後も騒動は続くかもしれませんね。ちなみにこちらのTシャツはドルチェ&ガッバーナの日本公式オンラインストアでも29,160円で販売されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
(via stefanogabbana)
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