檻にいるのは…人間!? 米ペディグリーの心に訴える里親募集CM『ペットに救ってもらいませんか?』
Case: PEDIGREE® – Pick Me
4月30日はアメリカで「National Adopt a Shelter Pet Day」という飼い主のいないペットに里親を探す日。大手ペット用品ブランド・ペディグリーは、この日に向けて里親募集の新CM『Pick Me(私を選んで)』を公開しました。
舞台となるのは薄暗いシェルター。
保護犬用のシェルターかと思いきや、檻の中にいるのはなんと人間。ゲームやビデオに夢中の人や、スマートフォンを使うのに急がしそうな人、そしてテレビを退屈そうに眺める人など、その表情にはまるで生気を感じられません。
そこへ突然シェルターの扉が開き、1匹の犬が登場します。
檻の中にいる人たちは、まるで奇跡を目にしたかのような表情でじーっと犬を見つめます。その眼差しは、まるで「私を選んで!」と言っているよう。
犬は1つ1つ檻を覗きながら、シェルター内をぐるっと一周。最終的に1人の女性を里親に認定します。
女性は心から嬉しそうな笑みを浮かべ、大切そうに犬を抱きしめます。
そして映像のラストにはこのようなメッセージが。
Sometimes you need a dog as much as dog needs you.
(時には、犬が里親を必要とするのと同じくらい、人間も犬を必要としているのです。)
里親になることは、“(自分自身の人生を)犬に救ってもらえる”ことでもあることを伝えた米ペディグリーのテレビCMでした。
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