フォトジェニックなチョコにインフルエンサーも大喜び!菓子会社のクリエイティブなデジタル施策
Case: HERSHEY’s #EATERNET
アメリカ最大手のチョコレートメーカー・ハーシー社(HERSHEY’S)が、ブラジルで遊び心溢れるデジタルキャンペーンを実施し、SNSを中心に大きな話題を集めました。
キャンペーン名は、「EAT」と「INTERNET」を組み合わせた『#EATERNET』。
参加するには、まず同社のチョコレートバーを購入。袋に記載されているコードを特設サイトで登録し、好きなチョコレートを選んであとは「BITE(かじる)」ボタンをクリックするだけ。
応募者の中から抽選で希望のチョコレートを自宅まで届けてくれますが、1つのチョコレートバーにつきエントリーは1回限りです。
サイトには、犬やカメラ、ポテトにYouTubeのPlayボタンなど、様々な形をしたユニークで可愛いチョコレートがたくさん。実はこのチョコレート、1つ1.5kgとかなりのビッグサイズです。
ユーザーを毎回楽しませるため、サイトに公開しているチョコレートのデザインは毎日更新。
また本キャンペーンの宣伝のために、ユーチューバーやブロガー、インスタグラマーなどにこの一風変わったデザインのチョコレートを事前にプレゼント。
絶大な影響力を誇る人気ブロガーをはじめ、数多くのインフルエンサーが大喜びでチョコレートを使った映像をSNSにアップしました。
インフルエンサーの効果もあり、キャンペーンは初日から応募数が2,800件を超えるなど大盛況。
当選者も次々にチョコレートの写真や映像をSNSにアップし、多くのメディアに取り上げられました。
予想をはるかに超えて拡散した本企画。最終的には応募数が約12万件、そして合計2,000万人へのリーチを達成。売上も20%UPさせることに成功したといいます。
SNSとの相性がいいフォトジェニックなプレゼントで話題化に成功した、お菓子メーカーのデジタルキャンペーンでした。
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