Doveが大流行のマネキンチャレンジで訴える、女性の真の美しさ
Case: Mannequin Challenge with a twist
いま巷で大流行している『マネキンチャレンジ』。まばたきもせず、マネキンのようにぴたりと静止した状態の人々を撮影した動画で、スポーツ選手やハリウッドセレブ、はたまたヒラリー・クリントン氏までが挑戦するなど、世界中を巻き込んだ一大ブームとなっています。
このマネキンチャレンジに、ちょっと捻りを加えてプロモーションに応用したのが、パーソナルケアブランドのDove。『Real Beauty』のタグラインを掲げ、様々な施策を通して『自分の美しさを認め、ありのままの自分を好きになろう。』と呼びかける同社が手掛けたこちらの映像をまずはご覧ください。
撮影が行われたのは、アパレルショップの売り場。チャレンジに参加する女性たちは、本物のマネキンと同じ服を着てポーズをとっています。
なぜ敢えてマネキンと一緒なのかというと、それは『ディスプレイに使われるマネキンのプロポーションが完璧すぎること』に疑問を投げかけるため。つまりこのマネキンこそが、『女性の美しさ=モデルのようにスリムであること』という固定観念を発信しているのではないか…と示唆しているのです。
実際に服を買って着るのは私たちなのだから、私たちがマネキンのような体型を目指すのではなく、逆に女性の平均的な体型のマネキンがあってもいいのでは?と訴えているわけですね。
『世間が決めた美意識に囚われることなく、自分の本当の美しさに気づいてほしい。』そんなメッセージ性を込めたDoveらしいプロモーションでした。
その他Doveが手掛けている「Real Beautyキャンペーン」に関心のある方はコチラもご参照ください。
1