【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 12/9

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、日清食品、アディダスジャパン、ドミノ・ピザ ジャパン、宮崎県日向市、ブラザー工業の5つの事例をご紹介。

1:日清食品とスクウェア・エニックスによるご近所コラボCM「CUP NOODLE XV」(日清食品)

 

「CUP NOODLE XV」特設サイト

日清食品は、「カップヌードル」シリーズにおいて、スクウェア・エニックスから11月29日に発売された人気ゲームシリーズの最新作「ファイナルファンタジー XV(以下、FFXV)」とコラボレーションし、FFXV開発チームが手掛けた、FF史上初となる公式コラCM「CUP NOODLE XV(カップヌードル フィフティーン)」を12月5日に公開した。

本コラボレーションは、両社の本社同士が徒歩3分にあるという”近所のよしみ”で実現。FFXVゲーム内にカップヌードルが登場することに端を発してコラボ話が盛り上がり、FFXV開発チームがコラボCMを手掛けることになった。

公式コラCM公開に合せて特設サイトもオープン。FFXV発売を記念して、15種類のカップヌードルが当たる「カップヌードル15(フィフティーン)」キャンペーンを実施。11月29日にカップヌードルの公式Twitterアカウントで先行告知後、1日のうちに約5万件のリツイートがされるなど、ネット上で大きな話題となっている。

2:山田哲人選手2年連続トリプルスリー達成記念!24年間の軌跡を振り返るポスター・ムービー(アディダスジャパン)

 

アディダスジャパンは、東京ヤクルトスワローズ山田哲人選手の史上初2年連続トリプルスリー達成記念キャンペーンを実施。その記念企画として、11月23日のヤクルトスワローズファン感謝デー当日、球場壁面に山田哲人選手の24年間の軌跡をキャッチコピーと共に辿ったポスター32枚を掲出した。

球場のビジョンでは、同コンセプトのもと作成した60秒のスペシャルムービーを放映。誕生から現在までの半生を振り返る内容となっており、アディダスのtwitterアカウント、facebook アカウントでも好評を得ている。

3:不要なクーポンがピザ全品28%OFFクーポンに大変身!「ドミノ・ピザ 年末クーポン大そうじ祭」(ドミノ・ピザ ジャパン)

年末クーポン大そうじ祭

ドミノ・ピザ ジャパンは、年末の大そうじシーズンに合わせて、12月5日~12月22日の期間限定で、世の中のあらゆるクーポンがドミノのピザ全品28%OFFクーポンとして利用できる「ドミノ・ピザ 年末クーポン大そうじ祭」を実施。

ドミノ・ピザの期限が切れてしまっているクーポンはもちろん、雑誌についている美容室のキリトリクーポンや自宅のポストに入っている飲食店のチラシのクーポンまで、世の中の全てのクーポンがドミノのピザ全品28%OFFクーポンとして使用できる。家に眠っているクーポン、もう捨てるはずだったクーポンを有効活用して、クーポン断捨離をしながら、お得にドミノ・ピザを楽しめるキャンペーンとなっている。

4:内気なネットサーファー、衝撃のビフォーアフター!宮崎県日向市PR動画(宮崎県日向市)

宮崎県日向市は、地方創生の取り組み指針「元気な“日向市”未来創造戦略」の一環として、「お倉ヶ浜」や「金ヶ浜」をはじめとした全国屈指のサーフスポットを有する日向市ならではの魅力を発信するプロジェクト「リラックス・サーフタウン日向」を12月1日より開始。本プロジェクトのPR動画「Net surfer becomes Real surfer」を公開した。

本動画は、ネットサーフィンが大好きなインドア派の青年が、ひょんなことから日向の海とサーファーの師匠に出会い、肉体的にも精神的にも「リアルサーファー」へと成長していく物語。東京在住で、サーフィン初心者だった青年を主人公に起用し、約2か月半の間、日向の海でサーフィンの猛特訓を重ねている様子を半ドキュメント作品に仕上げた。

サーフボードに触れたこともなかった状態から、撮影終了時には波に乗りながらボード上でピースサインができるまでに成長。見た目にも大きな変化が表れ、99.8kgあった体重から約20kgの減量に成功。体も顔つきもひきしまり「リアルサーファー」に変貌した様子が描かれている。

5:消えゆく動物たちの物語を届ける「絶滅動物園」プロジェクトとブラザーのコラボ(ブラザー工業)

絶滅動物園×Brother Earth~私たちが知らない物語~

ブラザー工業は、環境スペシャルサイト「Brother Earth」において「絶滅動物園」プロジェクトとコラボレーション。印象的な写真とともに、絶滅の危機に瀕する動物たちの物語を紹介している。

「絶滅動物園」は、絶滅種および絶滅危惧種の動物たちを架空の「絶滅動物園」というコンテンツとして紹介する佐々木シュウジ氏らのプロジェクト。2015年から、絶滅危惧種の動物をテーマにした写真集を刊行したり、動物園などで講座を開催したりしている。

ブラザー工業は「Brother Earth」という環境スローガンを掲げ、海洋生物の保護や熱帯雨林の保全など、世界各国での環境保全活動に取り組んでいる。親しみやすい動物たちの知られざるエピソードを通し、環境について考えるきっかけ作りができればとの思いから今回のコラボレーションに結び付いた。

STORY1では工業化や戦争など人間の都合で棲家を追われる動物たちの物語を、STORY2では人間の趣味嗜好のために命を奪われる動物たちの物語を紹介している。STORY3以降も順次公開される予定。

 

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