メールを送るだけで社会貢献できる『バーチャル切手』とは?

Case: Stamps For Good Charity Initiative 2016

世界全体で見ると、1日に送られるメールの数はなんと数十億。情報共有や、ミーティングの設定、プライベートの予定など、その目的は様々です。

「この大量に送られるメール1つ1つに何かしらの付加価値を付けることができたら?」

そう考えたメール専門のブランディング会社・RocketSeedが、南アフリカのチャリティ団体と協力して、メールを活用したユニークな社会貢献プロジェクトを実施しました。

プロジェクト名は、『Stamps For Good(チャリティーのためのバーチャル切手)』。

同社は南アフリカの10のチャリティー団体とコラボして、Eメールに埋め込み可能なバーチャル切手を制作。各団体に1個ずつ、計10個の切手を作り、寄付集めを目的に販売を開始しました。

切手の購入方法は簡単。『Stamps For Good』のサイトで、援助したいチャリティー団体を選び、「購入ボタン(BUY STAMP)」からオンライン上で購入手続きを進めるだけ。

購入と同時に、切手代は直接チャリティー団体に届けられる仕組みです。

切手を購入した人は、1年間、その切手をメールに埋め込んだ状態でメールを送ることが可能。

切手付きのメールを受信した人は、そのメールからチャリティサイトに遷移するようになっているので、切手購入者が増えれば増えるほど、このプロジェクトは拡散していきます。

毎日世界に溢れている何十億通ものメールに、“チャリティーを広める”という付加価値を与えた今回のプロジェクト。人々の日々のルーティンに注目した、社会貢献プロジェクトのご紹介でした。

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