吹き出し型の血痕が示す「殺された真実」。表現の自由を訴えるジャーナリスト団体のプリント広告
Case: Pen, Camera, Press
カナダのトロントで実施されたシリーズプリント広告をご紹介。クライアントは、CJFE(Canadian Journalists for Free Expression)というジャーナリストの表現の自由を訴える非営利団体。
世界中で続くテロや戦争などにおいて、度々ターゲットとなるジャーナリスト。そんな彼らの表現の自由を守ろうというメッセージを訴求すべく、こんなクリエイティブが制作されました。全3種類。
[PEN篇]
[CAMERA篇]
[PRESS篇]
「言葉による表現」を示す“吹き出し”が真っ赤な血のように染まり、倒れたジャーナリストの顔のそばに置かれたビジュアル。
空白の吹き出しにより、言葉や真実を伝えられなかったこと、彼らが伝えようとした“真実まで殺されてしまったこと”を表現しています。コピーは以下の通り。
When journalists are targeted, the truth dies. Defend free expression at cjfe.org
(ジャーナリストがターゲットにされることで、真実は死ぬ。cjfe.orgで、表現の自由を守ろう。)
シリアスなメッセージをあえてポップな印象のアートディレクションで表現し、見る人にとって問題を自分ゴト化しやすくすることを意図して描かれたプリント広告でした。
(via adeevee)
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