猿のレジーに恋人を!人気出会い系アプリ「Tinder」を使ったザ・ボディショップのCSRキャンペーン
Case: Help Reggie Find Love
今年2月に人気コスメブランド・THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)が、スタートしたグローバルキャンペーン『バイオブリッジキャンペーン』。
CSR活動の一環として、2020年までに多種多様な生物が暮らすベトナム北中部の7,500万平方メートルの森を再生することを目指す同キャンペーンでは、お客さん1回の買物ごとに1平方メートルの森を再生していきます。
本プロジェクトのマスコット的存在なのが、熱帯雨林に暮らす“世界一美しい猿”とも呼ばれるアカアシドゥクラングールのレジー。
今回、荒廃した熱帯雨林に緑の橋「バイオブリッジ」を作り、“レジーに素敵な恋人を見つけよう”というPRストーリーを新たに策定。このコンセプトに基づき、カナダでキュートなデジタルプロモーション『Help Reggie Find Love』が実施されました。
プロモーションに使われたのは、人気出会い系アプリ「Tinder」。トロントとバンクーバー在住の18歳から35歳の女性限定で、なんと恋人候補の写真に突然“レジー”が登場するという仕掛けを用意したのです。
そして「好き」を意味する右スワイプをすると、プロジェクトの詳細と50%オフクーポンがメッセージボックスに届くという仕組み。ミレニアル世代への認知拡大を図りました。
“コスメブランド”と“出会い系アプリ”という意外な組み合わせでありながら、キャンペーンにストーリー性を持たせることで違和感なくターゲットへのアプローチに成功した今回のプロモーション。
若者がこぞって活用するアプリを活用して、キャンペーンとの“突然の出会い”を巧みに演出したモバイル施策のご紹介でした。
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