カザフスタン初上陸のマクドナルド社の関心を惹きつけた、大手広告代理店DDBのセルフプロモーション
Case: DDBIGMAC
マクドナルドがカザフスタンに進出するにあたり、そのマーケティング活動を担うべく、大手広告代理店のDDBが実行したユニークなセルフプロモーションをご紹介します。
DDBがマクドナルドの心を鷲掴みするために製作したのが、こちらの“Big Mac”。
本物のBig Macのように見えますが、実はこれ、ロウでできたおもちゃ。フラッシュ・メモリカードとなっていて、バーガー下部のUSBジャックでPCと接続すると、DDB社のプレゼンテーションを読み取ることができるというものです。
この“Big Mac”を入れる専用ボックスもまた本物そっくりに作られていますが、注目すべきは箱に記載されている“商品の成分表示”。
“ビーフ”は100%カンヌ国際広告祭レベル。
「2013年Best network」「カンヌ史上最多受賞network」など世界的に有名な各賞を“ミックス”。その他地元の“原料”も満載!
地元各賞の“スライス”に、広告のプロフェッショナルによる“味付け”。
9年間熟成された“ソース”と29のブランドの“風味”。
410の成功事例で“市場にお届け”。
そう、同社のサービス、歴史、業績をアピールするものに書き換えられました。
また箱の側面には、デジタル施策やクリエイティブも用意していることを食材を使ってキュートに描いています。
このDMは大成功。マクドナルド社に発送後、すぐさま個別プレゼンテーションの機会が与えられたという、顧客の関心を即座にとらえた斬新なDM施策でした。
(via Ads Of The World)
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