地上3万mの成層圏で“地球と自撮り”。ブラザー工業の壮大なる環境保護活動「Mission to the Earth」

Case: Mission to the Earth

インクジェットプリンターやスキャナーなどを製造・販売し、国内外で高い評価を得ているブラザー工業。同社は環境保全にも力を入れており、「Brother Earth」と題した環境保護活動を世界各地で展開しています。

今回はその一環として日本で行われた取り組み「Mission to the Earth」をご紹介します。

『美しい地球を目の当たりにすることで、多くの人に自然環境の大切さを感じてもらいたい』という想いのもと立ち上げられた、この企画。近年話題のスペースバルーンを用いて『地上30,000mの成層圏で、地球と自撮り』する、なんとも壮大な試みです。

スペースバルーンとは、観測用機器を取り付けた気球を成層圏まで打ち上げ、その後落下した装置を回収することによって、宇宙から地球を見下ろす画像(映像)を撮影できるというもの。

公式サイトで事前にエントリーされたユーザーの顔写真を、プロジェクションマッピングを用いて宇宙飛行士型人形の顔部分に投影。それを気球とともに宇宙へと飛ばすことで、青く輝く地球を背景にした自撮り写真が実現するというわけです。

打ち上げが実施されたのは、2015年9月21日。太陽が昇った瞬間の地球を撮影すべく、バルーンは夜空へと放たれ、そして見事100人の自撮り写真を記録することに成功したのです。

プロジェクトの全容や、100人の応募者の自撮り写真が撮影されていく様子は、以下の映像でご覧いただけます。この美しい地球を守っていくため、私たちひとりひとりに何ができるのか、を考えるきっかけとなる、夢に溢れた取り組みですね。

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