映画「ジョーズ」をパロディした、“反サメ駆除”を唱えるクリエイティブ

Case: Shark Culling Laws

ロンドンのクリエイティブスタジオFeatherwaxと3DアーティストのMatteo Musciがコラボレートして、制作した「反サメ漁・反サメ駆除」を訴えるプリントクリエイティブ。

巨大人食い鮫の恐怖を描いた米映画「ジョーズ」の、あの“有名なポスター”をパロディした作品がこちらです。

「ジョーズ」のポスターとは逆に、悠々と泳いでいるサメを、下方から(大きな口をあけたように見える)船が今まさに捕えようとしているというビジュアル。そして船の直上には“Monsters”の文字が。

コピーは…

Petition to change shark culling laws.
(サメ駆除に係る法律の変更を嘆願する。)

Humans kill 11,400 sharks per hour / Sharks kill 12 humans per year
(人間は1時間に11,400匹のサメを殺します。サメは1年間に12人の人間を殺します。)

恐ろしいモンスターの代名詞ともいえる映画「ジョーズ」の人食い鮫を“被害者”として描くことにより、メッセージを印象深く訴求しようと意図したクリエイティブ。特徴的な「JAWS」の文字を「LAWS」にするなど、パロディを徹底していますね。

(via Behance)

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