喧嘩騒動で出演停止になった英人気司会者に捧げる、スニッカーズの機転の利いたツイート

Case: Jeremy Clarkson

英BBCの人気自動車番組『トップギア』で司会を務めるジェレミー・クラークソン氏が、先週末、出演を一時停止するとBBCから発表がありました。原因は「BBCプロデューサーとの喧嘩騒ぎ」だということで、クラークソン氏が男性プロデューサーに対して一発パンチを見舞った模様です。

クラークソン氏のエピソードを心待ちにしていた視聴者に残念なお知らせということもあり、英国内で話題になったこのニュース。そんな中、「お腹がすいている時、君は君じゃない」というタグラインでプロモーションを展開しているスニッカーズが、このニュースが出た直後にイギリスの公式アカウントから行ったツイートがユニークで拡散されています。

そのツイートがこちら。

.@JeremyClarkson you may want to have some of these on set next time you are #hungry… pic.twitter.com/Vxihd6k9lt

— Snickers (@SnickersUK) 2015, 3月 12

スニッカーズの箱に、BBC『トップギア』のジェレミー・クラークソン宛の住所が貼り付けられているという写真。そして「お腹がすいている時、君は君じゃない」というタグラインと、「ジェレミー・クラークソンさん、次にお腹が空いたときは、これを食べてくるといいよ。」というメッセージがあるというもの。

巷で旬なニュースとブランドメッセージをリンクさせるウィットに富んだツイートです。このツイートはすぐさま英metroやバイラルメディアBuzzFeed、マーケティングマガジンのThe Drumなどでパブリシティとなり、スニッカーズの巧みなSNS投稿が評価され、話題になっています。

ちなみに、このツイートを行ったTwitterアカウントのそれ以前の最終ツイートは2014年12月12日のもの。すなわち、丸3ヶ月間も稼働していなかったにもかかわらず、話題に乗じてすぐさまネタを作ってツイートするという瞬発力と、嗅覚が光るケースでした。

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参考サイト

Twitter/Snickers
https://twitter.com/snickersuk