米マクドナルドのオーナーたちによる、愛国心と地元愛溢れる看板メッセージ
Case: Every sign tells a story
郊外のマクドナルドでよく見かける、大きな看板。あの有名な「M」のロゴマークが遠くからも見えるように設置されていますが、アメリカでは、さらにその下にメッセージが入っていることが多く、店の営業時間やおすすめのメニューなどが掲示されています。
米マクドナルドが開設しているTumblrのアカウント「Every sign tells a story」では、アメリカ全土にある店舗の様々な看板メッセージと、その背景を語るストーリーを集めて掲載していますので、今回はその一部をご紹介します。
・「We REMEMBER 9 11(ニューヨーク州)」「God Protect the USA」
世界を震撼させた、2001年のNY同時多発テロ。
犠牲となった人々への哀悼の気持ちを込めて掲げられました。マンハッタンにあるマクドナルドでは、テロ発生直後より水や食料を現場へ運んだり、復興チームに食事を無料で提供するなど、昼夜を問わずサポートを続けました。
・「ピンクリボン運動(イリノイ州)」
シカゴのダウンタウンに設置されたこちらの看板は、お馴染みの黄色のロゴマークがピンクに変化。
乳がんについての知識を広め、乳がん検診の受診を推進するピンクリボン運動強化月間に合わせて実施されました。期間中、従業員の制服や店内の装飾などもピンクに統一されたそうです。
・「OPEN(フロリダ州)」
巨大ハリケーン被害によって、ボロボロになった看板の下に書かれた「open」のひと言。シンプルながらも、復興への強い決意を感じさせます。
・「HAPPY 95 BIRTHDAY WOODY WE LOVE YOU(テキサス州)」
2013年に95歳の誕生日を迎えたWoody Beardさん。家族や友人が集まり、マクドナルドの一角を貸し切って行われたバースデーパーティーの日に、オーナーが贈った粋なメッセージ。
他にも『ボストンマラソン爆弾テロ事件』に対する励ましや、『退役軍人の日』を祝う内容など、多くのメッセージが掲載されていますが、いずれも地域に貢献する姿勢を大切にするというマクドナルドの企業理念と、オーナーたちの地元愛が伝わってくるものばかりです。
それぞれのメッセージについての詳細はコチラからご覧いただけますので、ご興味のある方はチェックしてみて下さい。
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動画はコチラ
参考サイト
The Inspiration Room
http://theinspirationroom.com/daily/2015/mcdonalds-signs-tell-a-story/
Every sign tells a story
http://mcdonalds.tumblr.com/
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