「ものづくりの哲学」を直感的に伝えるVWの卓越した広告
Case: Clay
フォルクスワーゲンがフランスのパリで実施したプリント広告。
同社の「自動車を生み出す姿勢・ポリシー」を訴求するために作られたクリエイティブがこちらです。
新車のデザインを粘土を使って設計しているというビジュアル。そんな車内には、奇妙なことに粘土で作られた人が乗車しています。
コピーは、“People first.”(人々のことが何よりも最初。)
「フォルクスワーゲンでは、その自動車に乗車することになるであろう人のことを第一に考えて、新しい自動車のデザインや機能を設計しているのです」ということを訴えています。
クリエイティブをよく見ると、車体の設計はデザインがまだまだ粗い段階で途中の状態だと伺え知れますが、乗車している4人家族は細部まで事細かに作り込まれています。
新しい車を生み出す際のまず最初に、『この新しい車で、どんな人たちに、どのようなカーライフを楽しんでもらうか』といったところまで徹底的にイメージしている企業姿勢が、如実に感じられるプリント広告でした。
世界各地で実施されたフォルクスワーゲンのユニークな広告に関心のある方は下記もご覧ください。
・フォルクスワーゲンの卓越した広告/プロモーション(まとめ)
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/volkswagen_clay
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