近隣国政府が採用したくなるほどの大成果!暗闇に浮かび上がる“ドクロ”を使った性感染症啓発PR
Case: The Invisible Threat
性行為によって感染する病気を総じて「性感染症(STD)」といいますが、アフリカ南西部に位置するナミビアでは、30代の男女のうち、およそ3人に1人が性感染症にかかっているという調査結果が出ています。
STDは(その病気の種類にもよりますが)これといった自覚症状が現れにくいことが特徴で、感染していることを自分でも知らないうちに、パートナーにうつしてしまうことが多々あります。
そんなSTDの特性を踏まえて、ナミビアのコンドームブランド・Smile Condomsは、STDの危険性を訴えかける啓発イベントを企画。若者に人気のクラブで、とあるサプライズを仕掛けました。
ノリノリの音楽に合わせて体を動かす若者たち。会場の盛り上がりが最高潮に達したとき、DJがブラックライトを灯しました。
すると会場にいる人たちの顔が、ドクロのように白く浮かび上がったのです。
今まで一緒に踊っていた相手の顔が薄気味悪く変化したことに人々は驚き、会場は騒然となります。中には悲鳴をあげる女性も。
そして次の瞬間、前方のスクリーンに「性感染症は目に見えない脅威。ナミビア人の3人に1人が感染しています。コンドームを使いましょう。」と表示されたのです。
『これから関係を持とうとしている相手が、STD感染者かどうかは見た目には分からないのですよ(だからこそコンドームを使って感染の予防をすることが大切なのですよ)』というメッセージに、会場にいた420人の若者たちは深く納得した様子。STD予防への意識を高めるきっかけとなったようです。
この試みはSNSで瞬く間に広がりをみせ、その反響の大きさは、南アフリカの保険局が同じイベントを実施したいと申し出たほどだったそう。
Smile Condomsでは、自分と愛する人の健康のために、STDについて知ること、そして予防することが大切だと訴えかけています。
動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/smile_condoms_invisible_threat
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