“傷”がついたクリエイティブが示唆するものとは…

Case: Rise Up For Women

11月25日、「国際女性に対する暴力根絶デー(International Day for the Elimination of Violence against Women)」に、バングラデシュのラジオ局・Radio Shadhinが実施した屋外広告。

市民が行き交う町中の壁面に描かれたクリエイティブがこちらです。

ある成人女性の肖像画が描かれていますが、その左頬あたりが削られています。これは心ない人に傷つけられたものというわけではなく、この“傷つき、削られた状態”が完成版のビジュアルなのです。

その趣旨は右上のコピーを読むと分かります。

You can mend this wall. But not her wound.
あなたは「この傷ついた壁」を修復することはできます。しかし、「彼女の心と体に受けた傷」を修復することはできません。

「だからこそ、女性への暴力根絶に向けてご協力ください」と“Rise Up For Women”というキャッチコピーとともに訴えています。

上記以外にも同様のクリエイティブがいくつも作られ、市民への啓発に一役買ったようです。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/sabado_the_fall_of_the_outdoor

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