もしこれが“歩きスマホ”ではなく運転中だったら… チリ保険会社の奇抜な安全運転啓発施策
Case: Walker
運転中にスマートフォンで通話やメールをすることで注意力が散漫になり、それにより引き起こされる交通事故は世界中で増加しています。
運転中の携帯電話操作防止啓発キャンペーンは世界各地で様々な形で実施されていますが、今回は、チリの保険会社・Liberty Insuranceが仕掛けた“歩きスマホが運転中スマホだったら”という背筋が凍るアンビエント施策をご紹介します。
動画に登場するのは、いわゆる“歩きスマホ”をしている男性。スマホを持ちながら人通りが多い街中を歩いていますが、何やらスマホでメールをしているようで、目は画面にくぎ付けになっており、周りの景色が全く目に入っていません。
よって、次から次へと行き交う歩行者にぶつかります。ぶつかった人は、不快感丸出しの表情で男性を睨み付けたり、苛立ちをぶつけたりしますが、男性は気にも留めず“歩きスマホ”を続けます。
動画の最後で、男性の背中が映し出されて種明かし。背中には「もしこれが“歩きスマホ”ではなく“運転中スマホ”だったら、私はあなたの命を奪っていたでしょう。運転中のスマホはやめましょう。」と書かれていました。
“歩きスマホ”で肩がぶつかっただけでも不快ですが、もし彼が車に乗っていたら、ただぶつかって痛いだけでは済まされず、一瞬にして命を奪われ、または奪っていたかもしれません。運転中の携帯電話の操作がいかに危険であるかを、よくある“歩きスマホ”を通して訴求する啓発キャンペーンでした。
動画はコチラ
参考サイト
Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/liberty_insurance_walker
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