“商品そのもの”を使って、“商品の魅力”を描き切った広告
Case: Thick + Fine
ペンブランドのCopicが太細両用マーカーを訴求するために実施したプリントキャンペーン。
商品のマーカーそのものを使って描かれたクリエイティブがこちらです。全3種類。
1つ目は、バイキングがカクテルグラスを手にしているビジュアル。
2つ目は、クマがヴァイオリンを…
3つ目は、プロレスラーが詩集を手にしているビジュアルです。
それぞれに共通するのは“荒々しく豪快な存在”が、“繊細なもの”を手にしているという表現。対象のイメージに沿うように“荒々しく豪快な存在”をマーカーの太い線で、“繊細なもの”をマーカーの細い線で、1枚絵の中で描き分けています。
コピーは、“THICK + FINE.”(太+細)。
たった一本のマジックで、対象の魅力(豪快さ・力強さと、繊細さ・はかなさなど)を巧みに描き分けができることを訴求しています。太細両用マーカーという差別化の難しい商品を、クリエイティブのチカラで上手に印象付けることに成功していると思いました。
参考サイト
Gute Werbung
http://www.gutewerbung.net/copic-marker-thick-fine-campaign/
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