超絶おバカな脳みそでも、ドナーにはなれます。
Case: Organ donor
臓器移植の啓発団体「Reborn to be alive」がベルギーで実施した啓発プリントキャンペーン。
ドナー1人で8つもの臓器の提供者になれることを訴求するクリエイティブがこちらです。
数人の若者が巨大なビニールプールの中に電気プレートを持ち込んで、お酒を飲みながらパーティーをしているビジュアル。電気プレートのコードを指しているコンセントが、水に浮かしたスリッパを上に置かれてあり、物凄く危険な状態になっています。ちょっとでも水がかぶったら感電してしまうような状態。
コピーは、“8 of their organs can be donated. Luckily for us their brain is not one of them.”(彼らそれぞれの8つもの臓器が寄付されます。我々にとって幸いなことに、その臓器の中に彼らの脳は含まれません。)
「このままこんな馬鹿げたことをしていたら、遅かれ早かれ彼らは臓器提供者になってしまいます。ですが、そんな彼らでもドナー登録をしてさえいれば8つも臓器を提供することができ、さらにいいことに、彼らのそのおバカな脳は移植の対象になりませんよ」ということを表現しています。
臓器提供という比較的重いネタを、コミカルかつシニカルなメッセージとビジュアルで表現した斬新な臓器提供啓発広告でした。別バージョンは下記からご覧ください。
参考サイト
Creative Criminals
http://creativecriminals.com/re-born-to-be-alive/if-you-are-going-to-do-stupid-things-at-least-become-an-organ-donor
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