ピアノが奏でる小粋な交通安全啓発
Case: Piano
ブラジルの交通安全啓発団体「Friendly Traffic」が、人々にきちんと横断歩道を渡ってもらうことを訴えかけるために企画したイベントをご紹介。
リオデジャネイロ市内にあるビーチ沿いの道では、週末になると車両が通行止めになり、歩行者天国が実施されます。明るい日差しの中、多くの人が散歩を楽しんでいると、突然辺りにピアノの音が響きました。
よく聴いてみると、ピアノは“横断歩道を渡っている人の歩み”に合わせて音を奏でています。のんびり歩く人にはゆったりと、小走りで駆け抜ける人には軽快なリズム、といった具合です。
徐々に人が集まり、横断歩道でステップを踏みながら踊る人も出てきました。もちろんピアノはその人の動きに合わせて演奏します。
交通安全啓発によくある『事故にあってからでは遅いのですよ』と訴えかけるのとはまったく異なるアプローチ。あえて言葉にしないことで心に響く、小粋で素敵な企画ですね。
動画はコチラ
Friendly Traffic from Camisa 10 on Vimeo.
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/friendly_traffic_piano
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