広告を“吸い取ってしまう”広告
Case: Advertising with extreme suction power
大手家電メーカーのサムスンが、掃除機の吸引力を訴求するためにオランダで実施した屋外広告。
街中の看板に普通に広告ポスターを掲示しただけでは、通行人のアテンションを獲得するのは難しいという前提に立って考案されたアイディア企画です。
そのクリエイティブがこちら。
掃除機が看板の上に置かれており、他社の広告と自社の広告が上下に半分半分で掲示されています。
こちらの広告は随時、掃除機の稼働音とともに、看板に搭載されたモーターによりポスターが引き上げられて、上にある掃除機があたかも「上半分に掲示されている他社のポスターを吸い込んでしまったかのように見える」という仕掛けが施されていました。
そして、最終的に「Extreme suction power」と記載された自社ポスターだけが一面に姿をあらわして掃除機の音が止まるという座組みです。この一連の流れを数分ごとに繰り返していたようです。
この目と音で楽しむ意外性のある広告は、待ちゆく人のアテンションを十分に獲得することに成功したといいます。
世界各国でサムスンが実施した広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
design taxi
http://designtaxi.com/news/366207/Samsung-s-Suction-Billboard-Demonstrates-The-Power-Of-Its-Vacuum-Cleaner/
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