あの「ゴッホの部屋」が浸水!? アート作品を巧みに使った広告
Case: Flooded Bedroom in Arles
トルコのアンカラで制作されたプリント広告をご紹介。
クライアントはAXA Art Insuranceという、アートのための保険。このニッチなサービスを分かりやすく表現すべく、同ブランドは「ファン・ゴッホの寝室」という有名な絵画作品をモチーフに使いました。そのビジュアルがこちらです。
誰もが一度は目にしたことがあるこのゴッホの作品。その部屋を浸水させたものを広告ビジュアルにしたのです。
コピーはそのまま、“Art Insurance(アート保険)”。
「例えば部屋が浸水してしまった時などに、アート保険」というメッセージを、“アートの世界自体を保険の必要な状態”に置き変えることで表現しています。
見る人の目には「アート作品」→「保険が必要な状態」、という流れでビジュアルメッセージが届くことを考えて作られたと思われます。誰もが知っているものを効果的に使ったプリント広告でした。
ゴッホの名画をパロディーした広告に関心のある方は下記もご覧ください。
・ゴッホの名画を起用した世界の広告(まとめ)
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/axa_art_insurance_flooded_bedroom_in_arles?size=original
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