「負け割」。それは、スポーツファンのインサイトを捉えたデジタル施策。
Case: The Defeat Treat
スウェーデンのストックホルムで実施された愉快なデジタル施策をご紹介。
O’Learysはスウェーデンでは有名なスポーツバー。好きなチームを誰かと一緒に応援したくて集まる人々がメインの顧客です。
スポーツファンたちは、自分が応援しているチームが勝っているときは、たくさんお酒を飲むため、お金を落としてくれる非常にいいお客さんですが、逆にチームが負けている時はあまりお店に足を運んでくれないという問題がありました。
負けている時にも、お店に来てほしい。そこで考えられたのが、「負け割引」でした。
応援しているチームが負けている時、
70クローナ割引になるという企画です。
仕組みはシンプル。メールアドレスと応援しているチームをスマートフォンに入力するだけ。もしもそのチームが負けている場合は、その場でクーポンが発行されます。
これにより同スポーツバーは「幸せな敗北者」を作り出すことに成功し、お店に足を運ぶ『理由』を作り上げたのです。
スポーツファンを良く観察したからこそ生まれた、スポーツバーならではのデジタル施策でした。
ユニークな「割引プログラム」に関心のある方は下記もご覧ください。
・目の付け所が秀逸な世界の割引プログラム(まとめ)
動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/olearys_sports_bar_the_defeat_treat
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