犬人間を使ったフォルクスワーゲンの広告
Case: 360° Area View Camera
スペインのバルセロナでフォルクスワーゲンが制作したシリーズプリント広告をご紹介。
自社のクルマに搭載している機能である“360°エリアビューカメラ”を訴求するために、ウェブ上でよく見るあるものを上手に使ってコミュニケーションしました。そのクリエイティブがこちら。犬篇、少女篇、少年篇、赤ちゃん篇の4シリーズです。
たまたま被写体の中の2人がバランスよく重なって「別のものに見えてしまう写真」を使ったクリエイティブ。
1つめは、人間の体から犬の首が出ているように見えるもの。2つめは、大人の女性の下半身と少女の上半身がつながっているように見えるもの。3つめは、赤ちゃんの顔とお父さんの体が一緒になっているように見えるもの。そして4つめは、お父さんの下半身と赤ちゃんの上半身がつながっているように見えるという、愉快な写真を使っています。
コピーは、“One angle is not enough. Volkswagen 360° Area View Camera.(ひとつの視点じゃ足りない。フォルクスワーゲン、360度エリアビューカメラ)”
これにより「ひとつの視点ですべてを判断してはいけません。この写真も違うアングルから見たら普通に見えるようにね。フォルクスワーゲンの360°エリアビューカメラ。」ということを訴求しています。
アイデアの発想が非常にスマートな、フォルクスワーゲンらしいシリーズプリント広告でした。
世界各地で実施されたフォルクスワーゲンのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/volkswagen_baby?size=original
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