“あの天敵から歯を守ろう!” 比喩表現が巧みな歯間ブラシのプリント広告
Case: Get rid of it
オーラルケアブランドのCondorがブラジルで制作した歯間ブラシのプリント広告。
「歯」とその間に詰まった「食べ残し」を、巧みな比喩で表現したクリエイティブです。全3種類。
1つ目は、一列に並んだ羊の間に“羊の天敵”ともいえるオオカミが、一頭割り込んでいるというビジュアル。
オオカミをデンタルフロスの糸で引っかけ、その糸をそのまま利用して、“Get rid of it.(それを取り除こう)”というシンプルなコピーが刻まれています。
2つ目は、一列に並べられたサーフボードの間に“サーファーの天敵”であるサメが、一頭割り込んでいるというビジュアル。
3つ目は、一列に並べられたエンパイア・ステート・ビルの間に“映画でビルを盛大に破壊した”キングコングが、一頭挟まっているというビジュアル。
「健康で綺麗な歯もちょっとした食べ残し(=健康な歯の天敵)があると、すべてが台無しにされてしまいますよ!」と示唆するクリエイティブです。
特に1つ目の、『数多く並べられた羊と1頭のオオカミ』の比喩が、メッセージを端的に表していると感じました。子供にもデンタルフロスを活用する必要性が、直感的に伝わるかもしれませんね。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/condor_oral_care_wolf
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