広告業界で働く人がハッとさせられる、世界的広告会社のセルフプロモーション

Case: Bring them back home

世界的な広告会社グループのひとつであるDLC/Ogilvy & Mather Puerto Rico。

この会社が自社のセルフプロモーションの一貫として、「親子の絆」をテーマにしたドキュメンタリー映像を制作しました。

食事をする小さな女の子。
「アリス、クリスマスには何をしたい?」お母さんがそう訪ねると、

「お父さんと一緒に過ごしたい」。ちょっと悲しそうな表情を浮かべてアリスは答えます。

その後も次々と映し出される子供たちはみんな口を揃えて、「お父さんに会いたい」、「サンタさん、お母さんに会わせて」とお願いをしています。

実は、子供たちの親の職業は軍人。アメリカで軍人は、それが男性であっても女性であっても、国を守るために忙しい日々を送り、なかなか子供と休日を一緒に過ごすことができない状況がありました。

そこで、DLC/Ogilvy & Mather Puerto Ricoは子供たちには内緒で、クリスマスにお父さん、お母さんが会いに来るサプライズプロモーションを仕掛けました。

おもちゃで遊んでいた女の子。お父さんが帰って来た気配を感じると、さっと立ち上がり、

勢い良く抱きつきます。

大きなクリスマスプレゼントを開けると、

中からお父さんが現れて、ハグ!
本当に子供たちの会いたかったという純粋な気持ちが伝わってきます。

そして、映像は最後にこう締めくくられます。

「広告業界で働く人々も、もっと休日の家を楽しもう」

今回のセルフプロモーションを通じて、いくつかの親子に幸福な瞬間をもたらしただけでなく、同様の状況にある広告業界においても、きちんと働き方を考える会社としてその存在を大きく示しました。

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/online/dlcogilvy_mather_puerto_rico_bring_them_back_home

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