ロシアのニュースサイト、“読者との固い絆”を表現する奇抜なスタント
Case: Readers save Znak.com
政府との対立が原因でロシアの有名インターネットポータルサイトから追放され、2012年12月に新たにニュースサイト「Znak.com」を立ち上げたジャーナリストグループが、2013年12月サイト開設一周年を記念して、極寒の屋外で人々をさらに震え上がらせるアンビエント企画を実施しました。
寒空の下集まった人々に配布されたもの、それはニュースサイトに寄せられたコメントを印刷した500枚の紙。それを、同じく印刷した500枚の記事と交互にはさみ、一冊のバインダーに仕立て上げ、そのバインダー一つで同サイトの編集長を吊り上げようという試みです。
コメントと記事を一枚ずつ交互に重ねていきます。
出来上がったバインダーがこちら。
コメントと記事が重なりあっただけのバインダーですが、強度は強く、男性が引っ張ってもほどけません。
そして、ついに編集長のPanova氏が登場します。
バインダーの下に吊るされたシートに腰かけ、クレーン車で徐々に持ち上げられていきます。
頭上18mまで持ち上がった編集長は、空高くから『支援ありがとう』との垂れ幕を下ろしました。
新たにニュースサイトを立ち上げたこの一年は、苦難の連続だったといいます。しかし、読者の力強いサポートにより何とか一周年を迎えられました。
ニュースサイトに掲載した記事と、読者が寄せたコメントの強い絆を視覚的に表し、“Znak.comはこの強い絆により決して落ちることなくこれからも発展していく”ということを示した企画でした。
動画はコチラ
参考サイト
Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/znakcom_readers_save_znakcom
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