一行の筆記体で綴られるストーリー。Volkswagenのドラマチックなプリント広告
Case: From a to b
自動車ブランド・Volkswagenが、中国の北京で制作したスマートなプリント広告。
クルマをまったく見せることなく、コピーだけでコミュニケーションするクリエイティブ。
真っ白なホワイトボードに黒い点“a”と黒い点“b”がある場合、通常なら2つの点は直線(最短距離)で結ばれるはずが、ここでは筆記体の文章で繋がれています。そして、その線自体がコピーに。
“From rival to bestie. The Bluemotion technology. Chance to make stories longer.(ライバルから親友へ。ブルーモーションテクノロジー。もっと長いストーリーを)”。
Volkswagen独自の環境技術であるブルーモーションテクノロジーがあれば、“クルマと長く付き合える”ということを、人間関係の変化を引き合いに出して美しい文字だけで描いています。たった数単語を使っただけのクリエイティブなのに、そこには壮大なストーリーが詰まっていることが読み取れます。
一枚の絵の中でストーリーを語るプリント広告のお手本になりそうな美しく洗練された広告表現でした。
別バージョンで以下もご覧ください。
“From strangers to lovers. The Bluemotion technology. Chance to make stories longer.(見知らぬ人から恋人へ。ブルーモーションテクノロジー。もっと長いストーリーを)”。
“From father in law to brother in arm. The Bluemotion technology. Chance to make stories longer.(義父から戦友へ。ブルーモーションテクノロジー。もっと長いストーリーを)”
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