殺虫剤のパワーを“くつ”で表現した超巨大ポスター

Case:Wall of shoes

殺虫剤ブランド・Doom Superが、驚異的な殺虫力を訴求するために南アフリカで巨大広告を制作しました。

南アフリカでは10万種もの虫が生息しているといいます。そんな南アフリカにあって、人々を不快にする虫を退治する最も一般的な方法は、“靴で踏みつぶす”ことです。

今回、“靴の殺虫パワー”を引き合いに出して、「いったい殺虫剤Doom Superなら、靴何足分の殺虫力があるのか？」を目に見える形で表現するという企画を考案。

スニーカー、ハイヒール、ブーツなど様々な靴を用いて、高さ22メートルにものぼる巨大なDoom Superの缶が描かれたポスターを制作しました。

この巨大ポスターは、瞬く間にSNSやメディアで注目を集め、大反響をよびます。

そして、市民の目を引き付けた後に行われたのが、この巨大缶ポスターを制作するのに“実際に何足の靴が使われたのか”（すなわち、Doom缶の殺虫力は何足分に匹敵するのか）を、市民に当ててもらうという賞金をかけたクイズが行われました。

クイズ開始1週間で9,000を超えるエントリーがあり、Twitterのフォロワーは600%増加したといいます。なお、正解は5,771足でした。

日常的に自分の靴一足で虫を殺している市民に対し、“Doomの殺虫力はその何千倍もの威力があること”を訴求した巨大ポスター。

ターゲットがイメージしやすい比較対象の設定と、大胆なインスタレーションが巧みですね。

動画はコチラ

参考サイト

I Believe in Advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2013/07/doom-super-wall-of-shoes/