4Gネットワークの“常識を超えた速さ”を訴求する、前代未聞の『動く歩道』
Case: The high speed walkway
仏大手通信会社・Orangeによる新しく導入した4Gネットワークのアンビエントプロモーション。
同社の4Gネットワークが従来の回線と比べて“いかに高速化したか”を直感的に訴えるために、人々の既成概念の中で『ゆっくりとしたもの』という認識のあるものをプロモーションに応用します。
今回『ゆっくりとしたもの』の代表として目を付けたのが、空港にある『動く歩道』です。
動く歩道の一つを改造して、入口のそばに「Experience High-Speed」と記した看板を掲示します。
看板を確認して、おもむろに動く歩道に一歩踏み出すビジネスマン。
足を踏み出した瞬間に、上半身がついてこられないほどの物凄いスピードで体が前進します。
通常の何倍ものスピードで動いている歩道にビックリしている彼を、周囲にいる人たちも笑いながら見ています。
この2人はちょっとしたアトラクション気分で大喜び。出口で待ち構えている人たちも楽しそうです。
そして出口の上の大きな掲示板には、「Experience High-Speed 4G From Orange」と記されているという仕掛けでした。
はしゃぎすぎてスーパーマンごっこをする若者たちの姿もあったようです。
「ネットワークの速さ」を理解してもらうために、小難しい説明をせずに別のものに置き換えて、その違いを“体感”してもらい、腹落ちさせようとするコンセプト。4Gネットワークが今までの回線の“常識を超えた速さ”であることを、ユニークな形でコミュニケートしています。
左脳ではなく、右脳を直撃する企画。動画を見ているだけで楽しくなりました。
動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/orange_the_high_speed_walkway
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