道行く市民にマジックフェスティバルの興味を喚起するドッキリプロモーション
Case:The Disappearance
カナダ ケベック州で開催予定の「マジックフェスティバル」のアンビエントプロモーション。
コンセプトは、道行く市民にドッキリ企画で”マジックを疑似体験してもらう”こと。
人通りの多い通りに面したショップのウィンドウにスクリーン6枚を設置します。
うち左右端の4枚は目の前の様子をリアルタイムで表示する鏡と同じ役割を果たします。
真ん中の2枚だけには、事前にドッキリの仕掛け人を撮影した映像を流せる仕様にしています。
これでプロモーションの準備は完了です。
仕掛け人となる2人の役者は真ん中2枚のスクリーンの前で、事前に撮影した映像時と同じポーズをとります。
この様子をはたから見ると、真ん中2枚のスクリーンも左右端4枚のスクリーンと同様に鏡と同じ役割を果たすものと思い込んでしまうというのがポイント。
歩行者がスクリーンの前を歩いてきても、左から2枚目までのスクリーンに表示されていた自身の姿が、3,4枚目のスクリーンには当然表示されません。
「あれ、おっかしいな~」と3,4枚目のスクリーンに立ち止まって見返してみても、当然彼らの姿はスクリーンには表示されません。
自身の姿が消えてしまったと錯覚して、子供も途方に暮れた様子。
ビックリした歩行者には、スクリーンの前を通り過ぎた後でネタばらしとなるマジックフェスティバルのパンフレットを配布しました。
この施策で、大勢の市民を“驚かせ、困惑させ、笑わせる”ことに成功したそうです。
マジックフェスティバルのプロモーションならではのビックリする仕掛けでした。おもしろい!!
動画はコチラ
参考サイト
・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/quebec_city_magic_festival_the_disappearance
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